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営業収益が会社発足以来最低に さらに減便を検討 新型コロナの影響 JR四国【香川・高松市】

2021.05.07

営業収益が会社発足以来最低に さらに減便を検討 新型コロナの影響 JR四国【香川・高松市】

JR四国は、2020年度の決算を発表し、新型コロナで鉄道の利用が落ち込み、営業収益が会社の発足以来、最低になったと明らかにしました。

JR四国の2020年度のグループ全体の決算は、営業収益が前の年度より4割以上減って277億円と、会社発足以来最低に、最終的な損益は80億円の赤字となりました。

その要因について、新型コロナの影響で、主力の鉄道事業による収益が前の年度の5割近く落ち込んだことなどをあげています。

状況は、2021年度に入っても改善しておらず、西牧社長は3月のダイヤ改正に続き、さらに減便を検討する考えを示しました。

(JR四国 西牧世博社長)
「自粛とか緊急事態宣言が出続ける限りは見通しがつかない」「減便の検討をせざるを得ない」

2021年度については、ワクチンの接種が進む秋以降の利用回復に期待感を示すとともに、コストの削減に努めて赤字幅を減らしたいとしています。