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あきらめない大切さ…視覚障害のあるランナーが講演【岡山】
岡山放送

2021.01.28

あきらめない大切さ…視覚障害のあるランナーが講演【岡山】

視覚障害のあるランナーとして、多くのフルマラソンを完走している岡山市の女性が、市内の中学校で講演しました。伝えたのは「あきらめないことの大切さ」でした。

(網膜色素変性症と診断 久保瞳さん)
「無くなったものを数えてもしょうがない。やるっきゃないなあ。自分に言い聞かせている今です」

75年の人生経験に裏打ちされた言葉の重み。岡山市の竜操中学校で1年生、約340人を前に講演したのは市内に住む久保瞳さんです。

(久保瞳さん)
「見えないという人生。私に与えられた定めだと思い今の自分に何ができるだろうと一歩出たら心温かい大勢の人に支えてもらえる人生をもらいました」

久保さんは33歳の時に目の難病、「網膜色素変性症」と診断され40代でほぼ視力を失いました。新たな生きがいを探す中でマラソンと出会い、伴走者と二人三脚でこれまでにフルマラソンに24回挑戦、すべて完走しました。

(久保瞳さん)
「フルマラソン、半端な距離ではないです。でもしんどいほど、長いほどゴールした時の喜びは最高です。あきらめないこと、やり抜くことで満足のいく人生に出会えると思います」

講演のテーマは「伴走者とつなぐ思い・言葉・笑顔」。実際の走り方を伴走者とデモンストレーションする場面もありました。

(講演を聞いた1年生)
「あきらめないことが人生を変えるとわかった」
「今でも走り続けていて尊敬する」       

今は、次のフルマラソンに向けて練習を積んでいるという久保さん。その思いは未来を担う子供たちにしっかりと届いたようです。