国が見直しを表明したＧｏＴｏキャンペーンについて全国知事会は２３日、対応などを協議しました。参加後、岡山県の伊原木知事は現時点では県として独自に制限を課す方針はないと明らかにしました。

全国知事会ではＧｏＴｏ事業などを巡る緊急提言をまとめました。各都道府県が地域の感染状況について感染が急増しているステージ３に当たると判断した場合、その対象地域から外すなど国に機動的な対応を求めています。岡山県の伊原木知事は県内の感染状況がステージ３には至っていないとした上で、事業の見直しについて俯瞰的な判断を求めました。参加後、取材に応じた伊原木知事は、ＧｏＴｏイートの食事券発行停止など県独自の制限を課す考えがあるか聞かれ、次のように話しました。

（岡山県　伊原木隆太知事）
「我々の方からトラベルから除外してください、イートはやりませんという状況に至っていないというのが現時点の判断。ただ、少しずつ（アクセルを）緩めていくことは政府で考えても良いことだと」