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酵母探しに費やした期間は4年…全国でも珍しいオリーブ花酵母のパン開発成功!【香川・小豆島町】
岡山放送

2020.11.11

酵母探しに費やした期間は4年…全国でも珍しいオリーブ花酵母のパン開発成功!【香川・小豆島町】

香川県の小豆島で、オリーブの花から採取した酵母を使ったパンが開発されました。島を代表するオリーブと、しょう油などの発酵の技術が新たな特産品につながりました。

オリーブの花から採取した酵母を使ったパンです。
ハード系のパンに加え、全国でも珍しいソフト系の食パンの開発にも成功しました。

(食べた人は…)
「甘くておいしい。酸味が少なくほのかな甘み」

オリーブの栽培も手掛ける小豆島町の老舗しょう油メーカー、ヤマヒサと、近くのパン店、あずきベーカリーが共同で取り組みました。

花の酵母は風や虫によって運ばれますが、蜜がほとんどないオリーブの花には虫がよりつきにくく、しかも、花が咲くのは初夏の1週間だけ、酵母を見つけるために費やした期間は4年にのぼります。発酵力が弱く、パンを作るのに4日かかっていましたが、2020年の春に発見した新しい酵母は2日で膨らみます。

(ヤマヒサで酵母を研究 松井幸一さん)
「幅広く使える酵母を探していた。8年かかり今年(2020年)酵母が見つかった。今回の酵母は炭酸ガスをすごく出す。パンに向いている」

オリーブ花酵母のパンは、食パンと丸パンの2種類、あずきベーカリーで販売されます。

2009年の初夏、雪のように散ったオリーブの花を見て何かに使えないか…と始まった酵母の研究が、2020年、大きく花開きました。