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2020.10.20

任命拒否問題 岡山大学の教授らが抗議声明発表【岡山】

菅首相が日本学術会議の会員候補6人の任命を拒否した問題です。学問の自由を根底から脅かすとして、岡山大学の教授ら有志が10月20日、速やかな任命を求める抗議声明を発表しました。

声明に名を連ねたのは、日本学術会議連携会員の稲垣賢二教授ら岡山大学教員、元教員の有志103人です。

(抗議声明読み上げ 笹倉万里子助教)
「法律の解釈を首相の都合のいいように変更し、その運用が恣意的であれば、国民は首相ひいては政府を信じることができません。日本学術会議法に基づき、今回拒否された会員を速やかに任命するよう求めます」

この問題は科学者の代表機関日本学術会議の新会員として推薦された6人の任命を任命権者の菅首相が拒否したものです。6人は政府に批判的とされ、菅首相は拒否の理由を総合的・ふかん的判断だと説明しています。

抗議声明では、推薦候補者を選ぶ要件は優れた研究や業績のみで、首相には独自に任命を判断する裁量権は与えられていないとして、任命拒否は学問の自由のみならず立憲主義に対する侵害だと主張しています。

(声明を出した岡山大学大学院 稲垣賢二教授)
「総合的俯瞰性を損なっているのは首相である。(推薦された)105名が全員そろって初めて総合的俯瞰的な活動ができるので、すぐにそれを改めて頂きたい」

抗議声明は10月20日、内閣府などに提出され、有志は今後も声明に賛同する教員らを募るということです。


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