2026.10.01
「少ししか買っていないのに…」9月に続き10月も値上げの“第2波”到来 なぜ価格は上がる?【岡山】
秋の「値上げラッシュ」が家計に大きな影響を与えそうです。10月に値上げされる食品は3000品目を超え、9月に次いで2026年で2番目の多さとなっています。
◆値札付けかえ作業に追われるスーパー「前月が終わっていないのに翌月の知らせが来る」
(大黒友香記者)
「値上げされる食品のうち最も多いのが酒や飲料ですが、こちらのスーパーでは生活応援価格として値段を据え置いているものもある」
岡山市北区のグランドマート津高店です。毎月のように多くの商品で値上げが相次ぎ、値札を付けかえる作業に追われているといいます。
(グランドマート津高店 岡本和恵取締役)
「店内に約1万5000品目あり、その中で毎月3000品目値上がりする状態。前月が終わっていないのに翌月の知らせが来る。今は優先順位が高いものからやっている」
グランドマート津高店 岡本和恵取締役
◆10月は3153品目が値上げ 酒税改正の影響で「酒類・飲料」が最多
民間の調査会社「帝国データバンク」によりますと、10月は3153品目が値上げされるということです。酒税改正の影響で「酒類・飲料」が最も多く1399品目。次いで、たれやしょうゆなどの「調味料」が820品目、冷凍・チルド食品などの「加工食品」が668品目となっています。
酒税改正の影響で…
◆相次ぐ値上げに買い物客は…
(買い物客は…)
「ある程度理解して合わせないといけないので、節約やストックを減らして対応するしかない」
「少ししか買ってないのにいっぱい支払った感じがする。キリがないと思う」
買い物客は…
◆11月も約1500品目が…「値上げ」の要因を帝国データバンク岡山支店に聞いた
9月は4900品目あまりが値上げされ、2カ月連続で3000品目を超えるのは、2023年の6月と7月以来。帝国データバンク岡山支店は中東情勢の悪化が主な要因としています。
(帝国データバンク岡山支店調査第1課 佐藤友彦係長)
「原油高・ナフサ高。それに加え人件費や物流費の高騰。円安の影響が続いているのが値上げに大きく影響。原材料高の影響で(値上げが)受け入れられやすい環境にもなっている」
年内はこの2カ月がピークということですが、今後も値上げの傾向は続くということです。
(帝国データバンク岡山支店調査第1課 佐藤友彦係長)
「11月も約1500品目の値上げが判明。前年同月の10倍規模。9月・10月と比べると減少。電気代やエネルギーコストが上昇したり、円安も続いているので下がる要素がみられない」
帝国データバンク岡山支店 佐藤友彦係長
◆10月1日から変わるもの
こうした値上げを含めて10月1日から多くのものが変わります。
まず電気料金は燃料価格の高騰や政府の補助金が終了し、10月の使用分から標準的な家庭で15%程度負担が増えます。
また酒の税率の見直しでビール類の税率が統一されビールは値下げ、発泡酒は値上げとなります。
また都道府県の最低賃金も改定され、こちらは岡山、香川ともに引き上げとなっています。
10月1日から変わるもの
