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岡山放送

2026.09.01

【防災の日】災害で家族が離れ離れに…通信手段のない子供などの連絡手段に役立つアプリの運用が開始 岡山

 

避難で家族が離れ離れになった時、通信手段を持たない子供や高齢者などとどう連絡を取り合うのか。そうした課題の解決に役立つ新しい防災アプリが岡山で開発され、運用が始まりました。

 

アプリを手掛けたのは被災時の家族の行動指針「FCP」の活用を推進している日本青年会議所の岡山ブロック協議会です。多くの人に利用してもらおうと9月1日、県の社会福祉協議会にアプリをPRしました。

(日本青年会議所岡山ブロック協議会 加藤太郎会長)
「災害に備えて家族との連絡の方法を決めている人が岡山県全体の23.7%という調査結果。家庭における防災意識を向上させないといけない」

家族の行動指針「FCP」

 

2026年7月の熊本地震は午後4時27分に発生。日中に災害が発生した場合、職場や学校、外出先などで被災し、家族が離れ離れで避難するケースが考えられます。

その時、子供や高齢者、障がい者など通信手段を持たない人はどう連絡を取り合うのか、このアプリはそうした課題の解決に役立ちます。

(篠原聖記者)
「アプリで作成された、こちらのQRコードを読み込むと、家族で決めた集合場所や連絡先その人の持病などが表示されます」

あらかじめQRコードを作成し、避難先で読み込んでもらうことで通信環境が整っていないオフラインの状況でも避難時に必要となる個人情報を伝えることができる仕組みです。

(岡山県社会福祉協議会 水田健一常務理事)
「(子供や高齢者などは)意思表示が十分にできないということが想定されるので、必要な情報がアプリを通じて支援する人に伝わることは非常に有効」

FCPアプリのQRコード

 

アプリは無料でダウンロードでき、玉野市で実証実験を行い、8月下旬から運用が始まりました。青年会議所は家族で備えについて考えるきっかけとしてこのアプリを活用してもらえればとしています。

(日本青年会議所岡山ブロック協議会 加藤太郎会長)
「アプリと(コードの)ホルダーがあることで防災情報が常に携帯できる環境をつくりたい。広く岡山県内に家庭における防災意識を向上させていきたい」

日本青年会議所岡山ブロック協議会 加藤太郎会長