カメラで切り取るのは、岡山の魅力です。カメラ好きの女性に中山間地域の魅力を撮影してもらい、ＳＮＳなどを通じて発信してもらう取り組みが岡山県内で始まりました。

ピザづくりは生地を伸ばすところから。

（写真にとる）
「緑あった方が可愛いよね。バジルは、バジル。」

乗せていくのは地元の新鮮な食材です。

様子をカメラに収めているのはカメラ愛好家の女性、カメラガールズ。吉備中央町の農家民宿で魅力を撮影しました。

カメラガールズとは、９５００人以上が参加する国内最大規模のカメラサークルです。彼女たちの発信力を中山間地域の魅力発信につなげようと、岡山県内に住む２人を県が招きました。撮った写真はＳＮＳに投稿し、若い世代を中心に広めてもらいます。

（カメラガールズは…）
「食材とおばあちゃんの手とかそういったものが撮れて新鮮な感じがした」「知らないフォロワーさんから私も行ってみたいと言ってもらえるので、インスタグラムでいっぱい発信していきたい」

農泊は外国人を中心に人気を集めていますが、新型コロナの影響からキャンセルが相次ぎ、今も客足が戻らない所も県内には多いそうです。

（岡山県農村振興課　旗田和幸さん）
「カメラガールズの視点でいろんな所に情報発信をして頂いて、若いファミリー層に向けて発信できる」

２人は９月２６日も県北の施設を訪れ、得意のカメラで魅力を切り取ることにしています。