OHK 8Ch

  • LINE友だち追加
岡山放送

2025.11.29

「人間のせいで死ぬ動物を減らしたい」環境活動家きょうだいが呼び掛ける“ごみのない世界”【岡山】

 

  岡山市に住む中学生と小学生のきょうだいが、環境保護団体を立ち上げました。11月、2人が主催した初めてのイベントが行われ、「ごみのない世界」をつくろうと呼びかけました。

◆中3と小6のきょうだいが立ち上げた環境保護団体「Crew」が“ごみのない世界に向かって船出

  「Crew(クルー)です」

岡山市に住む中学3年の丸内陽仁(はると)さんと小学6年の志織ちゃんきょうだいです。2人は2025年3月、環境保護団体「Crew」を立ち上げ活動しています。

「クルーからごみ拾いの説明して、20分程度ごみ拾いしてもらいます」

11月、2人が初めて主催する本格的なイベントが行われました。

(丸内陽仁さん)
「自分たちと気持ちが似ている人が増えてうれしい」
(丸内志織ちゃん)
「色々な人に知ってもらうきっかけになるのが楽しみ」

「レッツゴー!」

2人は毎日街を歩いてごみ拾いをしたり、「海ごみ」について考えるイベントの講師を務めるなどの大人顔負けの一面を持ちます。

環境保護団体「Crew」丸内陽仁さん、志織ちゃんの名刺

◆ごみを拾ってもなくならない中で…「マスクのようなごみ」を食べた盲導犬の死に2人が固めた「決意」

  きっかけは4年前・・・

(丸内志織ちゃん)
「鈴木さんの盲導犬がマスクのようなごみを食べて死んでしまったと、お母さんが悲しそうに言っていた」
(丸内陽仁さん)
「すぐ行動した。一つでも多く(ごみを)拾って生き物を救おう」

知り合いの視覚障害者の女性を支える盲導犬が、ごみが原因で死んでしまったことが2人の原点。

(丸内志織ちゃん)
「本当に悔しいし悲しい。捨てた人に怒りもある。自分たちにできることは何でもしたい」

ごみが原因で死んでしまった盲導犬の遺影

◆「こども食堂」のボランティアにも参加 次々と広がる「クルー」の輪

  2人は様々な環境イベントに参加するだけでなく、地元の「こども食堂」のボランティアにも参加。人とのつながりを通して活動の輪を広げていくことにも力を入れてきました。

(地域の人は…)
「巻き込む力がある。陽仁さんと志織ちゃんきょうだいから エネルギーもらっている」

「こども食堂」のボランティアにも参加する陽仁さん

◆「世界一きれいなまちをつくりたい」ときょうだいの活動に共感…広がる輪

  きょうだい2人だけだった「Crew」は、8カ月の間に約30人に増え、2人の元には連日、仲間たちの活動報告が送られてきます。

(Crewに参加 武田紗奈さん(中1))
「ごみを定期的に拾って、まちをきれいにするのがいいなと思って」

(Crewに参加 戸取創一朗くん(小5))
「世界一きれいなまちをつくりたい。やります!」

Crewに参加 戸取創一朗くん

◆「人間のせいで死ぬ動物が減ったらいい」ごみのない世界を目指す2人の情熱が未来を開く

  仲間たちとともに企画したイベントでは、人がどんな気持ちでゴミを捨てるのかを考えたり、ごみのない世界をつくろうと訴えました。

「チラシが用水路に落ちていた。チラシと一緒に配られている消しゴムが欲しくてチラシはいらないから捨てようという気持ち」
「一番代表的なのは、たばこ。見つけた場所は道路の隙間や草の茂み。人間の気持ちは、ばれなければ犯罪じゃないという気持ちだったのか」

(丸内陽仁さん)
「ここにいる人が友達に広げてくれたらいい」
(丸内志織ちゃん)
「いろんな人に知ってもらい、人間のせいで死ぬ動物が減ったらいい」

小中学生環境活動家の丸内きょうだい!2人の情熱が未来をひらいていきます!

丸内志織ちゃん