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観光需要の掘り起こしに期待と感染拡大への不安のGoToキャンペーン【岡山】

2020.07.22

観光需要の掘り起こしに期待と感染拡大への不安のGoToキャンペーン【岡山】

旅行代金の一部が補助される国の観光支援事業、GoToキャンペーンが7月22日から始まりました。岡山県内の観光地では観光需要の掘り起こしに期待が高まる一方で感染拡大への不安の声も上がっています。

(報告 岸下恵介)
「岡山市の岡山城です。落ち込んだ観光需要の掘り起こしを図ろうと、きょう(7月22日)から新しいご城印帳の販売が始まりました。」

2種類の「岡山城プレミアムご城印帳」です。井原産のデニムが使われていて表紙に岡山城やモモなどをあしらったタイプと、城ゆかりの城主の家紋などがデザインされたタイプがあります。中を開くと、ご城印が収められるようになっています。

(購入した人は・・)
「宇喜多家の家紋など6カ所ついているからそれがものすごい威力ですわ。入口でアルコール消毒して感染しないようには気を付けている」

(岡山城天守閣 稲本貴男 館長)
「GOTOキャンペーンが夏頃からスタートするということでそれに合わせて販売というのも視野には入れていました」

岡山城では客同士の密集や密接を避けるため、2メートルを確保するように促す印や一方通行の印を貼り付けるなど感染防止対策を進めています。
新型コロナの影響はいまも続いていて6月の入場者数は4709人と2019年と同じ時期より78.2%減少しています。7月22日からGOTOキャンペーンが始まり、7月23日から4連休ですが、なかなか希望は見出せないといいます。

(岡山城天守閣 稲本貴男 館長)
「それに期待をしていたところではあったんですがここにきて感染が広がりつつあって非常に複雑な気持ちですねそうですね、なかなかね期待と不安が入り混じるんですけど、お城としても感染防止対策をしていく、お客様も自己防衛、感染予防をしていただいたうえでたくさんの方に来て欲しい」

観光需要回復への期待と、感染拡大への不安。観光地では複雑な思いが入り混じっています。