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オルバヘルスケアホールディングス・ 前島洋平代表取締役社長【後編】

2024.09.30

オルバヘルスケアホールディングス・ 前島洋平代表取締役社長『2030年に向け“国内最高”の医療機器会社へ』

 

医療器材や介護用品などの事業を展開する総合企業「オルバヘルスケアホールディングス」の前島社長です。

前島社長の転機は2014年。
医学部教授から会社社長へと転身し、医療とヘルスケア事業の総合企業を率いるコネクター前島さんは今・・・

 

再び診療現場へ…現場の状況・ニーズを把握

(篠田吉央アナウンサー)
「最近はこの社長業に新たな一歩が始まったということなんですけど、どういうことを今されているんですか。」

(オルバヘルスケアホールディングス 前島洋平代表取締役社長)
「実はここ5年ぐらい診療から遠ざかっていたんですが、7月から月に2回くらい、内科の診療に復帰しております。やはり診療現場に立つことによって、診療現場の状況、ニーズを把握することができますし、現業にもフィードバックできるのかなと考えております。」

海外ビジネス・自社ブランド製品の開発…2030年に向けてのビジョンとは

(篠田吉央アナウンサー)
「経営者として今、この会社をどのような方向にコネクトさせていきたいとお考えですか。」

(オルバヘルスケアホールディングス 前島洋平代表取締役社長)
「我々2030年に向けてのビジョンを今持っておりまして、それは“日本でも最高の医療機器の会社”になっていくということ。それから海外でのビジネスを拡大していくということ。そして我々も自社ブランドとしての新規製品を持って、それを使っていただくということ。そのようなイメージで考えております。」

(篠田吉央アナウンサー)
「自分たちでも商品を開発していこうということなんですか。」

(オルバヘルスケアホールディングス 前島洋平代表取締役社長)
「そうですね。もちろん、今までお取り扱いしているものですとか、そういった領域は大事にしていきます。ただ、新しい領域の製品を開発していくということです。」

“トップダウン”よりも“ボトムアップ”…現場の声を大事に

(篠田吉央アナウンサー)
「どう新しい商品見つけていくんですか。」

(オルバヘルスケアホールディングス 前島洋平代表取締役社長)
「実はトップダウンよりもボトムアップ、社員から出てくるアイデアが結構ありまして、そういう現場の声は大事にしないといけないと考えておりまして、我々のアイデアコンテストというものもやっております。」

 (篠田吉央アナウンサー)
「この海外展開も含めて、どのように今後、ビジネスを描いていこうとされてるんですか。」

(オルバヘルスケアホールディングス 前島洋平代表取締役社長)
「私たちの会社は、創業して103年ぐらいになる会社です。200年持続するにはどうしたらいいのかと考えていくと、やはり現在の環境に対応しながら、そして新しいことにも取り組んでいく。そういう姿勢が大事なんですけど、医療機器は日々新しいものが出てきますので、モットーとして『謙虚に学び続ける』ということを社員にも伝えています。日々新しい知識を得ながらビジネスに生かしていく、そういった姿勢は大事かなと思っております。」