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中国精油・樋口克彦代表取締役社長【後編】

2024.08.05

中国精油・樋口克彦代表取締役社長『若手の発想で新事業を』



石油製品や石油化学製品の製造販売や環境保全事業などを展開する「中国精油」の樋口社長です。
樋口社長の転機は2009年。営業部門から管理部門に担当がかわり、
それまで経験のなかった総務や経理などの管理を一から学んだというコネクター:樋口さんは今・・・

電気自動車の普及が自動車用潤滑油の販売数量に影響…危機から新事業を検討

(篠田吉央アナウンサー)
「今の課題・危機といったものは何かあるんですか。」

(中国精油 樋口克彦代表取締役社長)
「私どもは、自動車用潤滑油の製造販売を結構な数量しています。それが今後、電気自動車が普及してくれば、自動車用潤滑油の販売数量が落ちてくると言うのは明らかなことなので、潤滑油の販売が順調なうちに、次の事業を立ち上げたいと思っています。それに向けて、いろんな『事業案』を、特に若い人たちを中心にいろいろ検討して出してもらって、今、5つありましてそれを推進すべく、いろいろな施策、採算性を見ながらやっています。」

(篠田吉央アナウンサー)
「5つの新しいこととは、どういうことがあるんですか。」

(中国精油 樋口克彦代表取締役社長)
「今の事業に関連する産業廃棄物を貯蔵・処理するといった環境問題からエネルギー問題、食料危機とかいろいろありますんで、そういったものに対応できるように、全てが事業化できるとは思ってませんけど、その中で1つでも2つでも事業化できればいいかなという風に思いながら、今やっとスタートラインに立った。そういった段階ではありますけど、ここ23年のうちには目途をつけるところまでやっていきたいなと思っています。」

若手のアイデアから生まれた事業案を全社に“つなげる”

(篠田吉央アナウンサー)
「そういった中から、また次のですね、社内におけるコネクターというのが生まれていくことも期待したいんじゃないですか。」

(中国精油 樋口克彦代表取締役社長)
「そうですね。全部署の人達に話を広げて、その人たちからも案を出してもらったり、今、出ている案をどう進めていくのが良いのかという議論もしてもらっている。ということで、全体の社員全体につなげていくような形には、今なっているかなと思っています。」

(篠田吉央アナウンサー)
「自分たちの会社の運命を、新しい事業みんなにつなげていって考えて、さらに会社を繋げていく。求められてるんですね。」