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発掘された出土品などから分かる古墳文化の“栄枯盛衰” 岡山市で「吉備の大古墳展」12日まで【岡山】

2024.02.09

発掘された出土品などから分かる古墳文化の“栄枯盛衰” 岡山市で「吉備の大古墳展」12日まで【岡山】

岡山県内の古墳から発掘された出土品や資料を展示する企画展が、岡山市で開かれています。

岡山シティミュージアムで開かれている、「吉備の大古墳展」。県内の古墳から見つかった125点が展示されています。

古墳文化が始まった紀元前400年ごろのつぼ。岡山市の南方遺跡から出土したもので、埴輪の原型となる模様が描かれています。

また、全長158メートルの大型古墳として知られる岡山市の金蔵山古墳から出土した埴輪は、発掘当時の写真も合わせて展示されています。このほか、飛鳥時代に仏教への信仰が高まり、古墳文化が衰退していくことを紹介する展示もあります。

(岡山シティミュージアム 瀬戸裕子学芸員)
「金蔵山古墳を取りあげたコーナーがあって、豊富な埴輪が良い状態で発掘されていて全体像が分かる展示になっている」

この企画展は2月12日まで、岡山シティミュージアムで開かれています。