東南アジアのタイと高松空港の間で直行便を開設しようと交渉が進められる中、タイの総領事が１月１７日、香川県の池田知事を表敬訪問しました。

表敬訪問したのは、タイの外交官で、大阪総領事館のアッカラポン・チャルームノン総領事ら３人です。池田知事は、「瀬戸内国際芸術祭が来年（２０２５年）、開かれるのでタイから観光に来てほしい。香川との間で直行便を実現したい」と提案しました。

これに対し総領事は、「２０１９年にはタイの王族が希少糖を研究する香川大学を視察したこともある。香川とは協力できる」と前向きな反応を示しました。

（香川県　池田豊人知事）
「（直行便は）県民から１日も早くという声を聞いているので来てもらったことが早期就航につながればうれしい」

（タイ王国大阪総領事館　アッカラポン・チャルームノン総領事）
「タイと香川県を結ぶ便は全面的に協力したい。ただ現実にするには様々な条件があるので一つ一つクリアして運航できれば協力したい」

タイの外交官が知事を表敬訪問するのは２０１９年以来で、池田知事が就任してからは初めてです。