県境をまたぐ移動自粛が解除され、香川県の小豆島にも観光客が戻り始めました。施設の営業も各地で再開され、新商品の販売も本格スタートしています。

瀬戸内海を見下ろす小高い丘に、約２０００本のオリーブ畑が広がる道の駅・小豆島オリーブ公園、島を代表する観光施設です。ここにも観光客が戻り始めました。

（兵庫から観光客）
「自粛解除で思い出作りに小豆島へ。外で遊べるようになりうれしい」

（京都の大学生）
「今年（2020年）から１回生オンライン授業。外に出たくて小豆島へ」

小豆島オリーブ公園は２０２０年４月に開園３０周年を迎え、オイルサーディンや炊き込みご飯の素といった、オリーブを使った新商品を開発しました。しかし、新型コロナウイルスの影響で、施設自体が休業となり、２カ月遅れでようやく本格販売へとこぎつけました。

（小豆島オリーブ公園　営業推進部　高岡和也課長）
「３０周年記念。公園で採れたオリーブ使った新商品。大きく取り上げるのは自粛もあり今から期待したい」

６月１日から営業を再開し、１９日からは宿泊施設にも営業を拡大しました。関西や遠くは長野からの宿泊利用もあり、県外からの観光客が戻りつつあります。

個人客のピークは例年８月、観光の島に明るい兆しです。