船の利用者が増える年末年始を前に、四国運輸局と高松海上保安部が１２月１１日、合同で船の安全を確かめる立ち入り点検を行いました。

高松市の高松港で行われた立ち入り点検には、四国運輸局と高松海上保安部から２４人が参加しました。

点検は、帰省客など人や物の移動が増える年末年始を前に、事故を未然に防ごうと毎年行われているものです。職員らは小豆島行きのフェリーに乗り込み、救命胴衣や消火設備が正しく備え付けられているか点検したほか、船長への聞き取り調査を行うなどして、乗組員の安全管理体制に問題がないか確かめていました。

（四国運輸局海上安全環境部　阿部真嗣部長）
「コロナ禍が明けて初めての年末年始なので、改めて気を引き締めて取り組んでもらえたら。立ち入り点検・安全指導を通じて海上交通の安全に万全を期していきたい」

点検は、年明けの１月１０日まで四国運輸局管内ののべ１３４の事業者を対象に行われます。