アフターコロナで国際交流が活発化する中、交流をさらに盛り上げようと、香川県内在住の外国人に意見を聞く会合が、１２月１０日高松市で開かれました。

会合は香川県が初めて開いたもので、１２の国と地域の出身者１７人が参加しました。参加者からは四国遍路や島の自然、讃岐うどんなどの食文化を評価する声が相次いで上がりました。
そして体験型旅行の強化や観光資源が持つ歴史、外国との関係といった物語を広く発信してほしいなどの意見が出ました。

（台湾出身　張巧潔さん）
「特に（高松空港と）直行便があり香川の自然資源とか食べ物とか伝統歴史とかみんな印象が深くて体験したい」

（イギリス出身　マキョーン・コリーンさん）
「日本のアニメに映っている食べ物がおいしそう。そういうのを見て日本に行きたい人は少なくない」

一方、日本人とは英語での日常会話ができず、交流やその先にある定住の妨げになっているという意見も出ていました。