OHK 8Ch

  • LINE友だち追加

2023.11.07

埼玉県の病院で発砲事件…医療機関での犯罪被害を防ごう 県警と県医師会が協定【岡山】

10月31日に埼玉県の病院で発砲事件が発生しましたが、こうした医療機関での犯罪被害を未然に防ごうと、岡山県警と県医師会が協定を結びました。

岡山市で行われた調印式では、県医師会の松山正春会長と県警生活安全部の荻野英俊部長が協定書にサインしました。

10月31日、埼玉県の病院で発生した病院への発砲事件では、診療室にいた医師や患者が負傷するなど、近年、医療機関を狙った犯罪は相次いでいます。

協定ではこうした事件を未然に防ごうと、病院で犯罪が行われた時の対応訓練や、病院内のシステムを狙ったサイバー犯罪を防ぐための講演や意見交換などを行うことにしています。

(岡山県医師会 松山正春会長)
「(事件発生が相次ぎ)職員がおびえて 日常の診療に従事できなくなるのが心配。今回の締結はとても期待している。」

(岡山県警生活安全部 荻野英俊部長)
「医師会会長をはじめ皆さまと連携して 病院の安全・安心や県民の皆さんが病気になった時に 治療が受けられる環境を維持継続していくために 一生懸命やっていきたい」

県医師会によりますと、県医師会と警察がこのような協定を結ぶのは全国でも初めてだということです。