2023.11.06
前年は埋葬に使われたとみられる石板5つを発見…「造山古墳」で発掘調査始まる【岡山・岡山市】
全国で4番目に大きい前方後円墳、岡山市の造山古墳で、古墳の正確な形や規模を調べるための2023年の発掘調査が11月6日から始まりました。
造山古墳は5世紀前半に造られたとされる全長約350メートルの前方後円墳で、その規模から当時のかなりの有力者が埋葬されたと考えられています。
正確な形や規模は明らかになっておらず、岡山市は8年前から毎年この時期に約2カ月間、発掘調査を行っています。6日は調査員など10人が作業を始め、23年の調査エリアの後円部分の南側を確認。L字型に長さ47メートルの範囲で幅1メートルほどの溝を掘っていく予定です。
(岡山市埋蔵文化財センター 辛川あかり文化財保護主事)
「中世の段階で造山古墳がどのように使われていたのか、上に何があってどのような働き、どのようなことが行われていたのか、古墳がどのような改変を受けたのか答えが得られればいい」
22年の調査では古墳の頂上から埋葬に使われたものとみられる約40センチ四方の石板が5つ見つかり、古代の王の姿につながる貴重な資料として保存されています。
発掘調査は12月末頃まで行われ、12月中旬に調査の様子が一般公開される予定です。
造山古墳は5世紀前半に造られたとされる全長約350メートルの前方後円墳で、その規模から当時のかなりの有力者が埋葬されたと考えられています。
正確な形や規模は明らかになっておらず、岡山市は8年前から毎年この時期に約2カ月間、発掘調査を行っています。6日は調査員など10人が作業を始め、23年の調査エリアの後円部分の南側を確認。L字型に長さ47メートルの範囲で幅1メートルほどの溝を掘っていく予定です。
(岡山市埋蔵文化財センター 辛川あかり文化財保護主事)
「中世の段階で造山古墳がどのように使われていたのか、上に何があってどのような働き、どのようなことが行われていたのか、古墳がどのような改変を受けたのか答えが得られればいい」
22年の調査では古墳の頂上から埋葬に使われたものとみられる約40センチ四方の石板が5つ見つかり、古代の王の姿につながる貴重な資料として保存されています。
発掘調査は12月末頃まで行われ、12月中旬に調査の様子が一般公開される予定です。