国際的な連携で様々な分野の発展を目指す「ユネスコ創造都市ネットワーク」に、岡山市が文学の分野で加盟を認定されました。文学分野での加盟は国内で初めてです。

（岡山市　大森雅夫市長）
「４０年にわたり取り組みを行った結果が国際的に高い評価を得たということでもあり、率直にうれしい」

岡山市の加盟が認定された「ユネスコ創造都市ネットワーク」は国際的な連携によって地域産業の持続可能な発展を目指すものです。文学をはじめ音楽やデザインなど７つの分野で世界３５０の都市が加盟し、国内では１１番目、文学分野での加盟は岡山市が初めてです。

市は「おかやま文学フェスティバル」や、坪田譲治文学賞の運営など、文学によるまち作りに取り組んでいるほか、ＯＨＫアナウンサーが続けてきた子供を対象にした出張朗読会なども評価の対象となりました。

文学分野には世界５３の都市が加盟していて、ネットワークを通じた交流や観光振興などにも期待がかかります。

（岡山市　大森雅夫市長）
「岡山としての発信はもちろん、各都市からの発信を受けて刺激を受けていく。岡山の文学が新たな道を進んでいければ」

市は２０２５年には市内で文学分野の国際会議の開催を目指しています。