岡山放送
2023.10.05
97歳の舞台俳優“おかじい”が問いかける「生きる意味」 死と向き合うことで見えてくるもの【岡山】
老いや認知症・死をテーマに活動する岡山の劇団「OiBokkeShi」の新しい演劇が上演されました。舞台は岡山市の新しい市民会館ハレノワ。97歳の看板俳優が命をかけた芝居で生きる意味を問いかけます。
(舞台の1シーン)
「岡谷正雄さんのご入場です」
登場したのは、岡山市に住む岡田忠雄さん。御年97歳!岡田さんは、老いや認知症・死をテーマに演劇をする岡山の劇団「OiBokkeShi(オイボッケシ)」の看板俳優です。
(97歳の看板俳優 岡田忠雄さん)
「(岡田さんにとって舞台は?)命です。私の命」
岡田さんは、88歳の時に劇団の主宰、菅原直樹さんに出会い、子供のころからの憧れだった芝居を始めました。
(OiBokkeShi主宰 菅原直樹さん)
「僕らも岡田さんに出会った時、どんどんできないことが増えてくると思ったが、97歳になった今で新しい挑戦があったりする。こんな関係ができると、いろんなことに共に挑戦できる」
岡田さんは2022年の誕生日、新たな夢を語っていました。
(97歳の看板俳優 岡田忠雄さん)
「岡山にあれ(ハレノワ)ができるでしょ。あそこの舞台を最後にしたい」
97歳の岡田さんに、ハレノワの舞台に立ってもらいたい…。オイボッケシのこれまでの取り組みを評価したハレノワは、開館記念事業として特別公演を依頼。菅原さんは生前葬をテーマにした新作「レクリエーション葬」を書き下ろしました。岡田さんが重要な役どころです。
(OiBokkeShi主宰 菅原直樹さん)
「ベッドを使用して、寝たままで演技をすることができる。岡田さんは歩くのが困難な状態になっているので、そういった事も取り入れながら演出をした」
岡田さんは2023年1月、長く介護を続けた同い年の妻・郁子さんを亡くしたばかりでした。
(97歳の看板俳優 岡田忠雄さん)
「だけど舞台があるから。私は舞台があるから人生が楽しい。生きがい」
新しい舞台に立つことを目指し、稽古を重ねてきた岡田さん。9月30日、公演の日を迎えました。
(開演前の岡田さん掛け声)
「きょうは楽しく皆さん大ハッスルしましょう。えいえいおー!」
物語の舞台は老人ホーム「ハレノワ」。岡田さんは、芝居に情熱を傾けてきた入所者の岡谷という男性を演じます。老人ホームで、レクリエーションとして岡谷の生前葬が度々行われる、というストーリーです。
参列した人たちは、岡谷に面会し振り回されながらも、自分の生き方や人生を見つめ直していきます。
(観客は…)
「私も生きるとか、老いるとか、年を重ねることが楽しみになった」
「自分が死んでもあの世で劇団を作るぞっていう、直接メッセージを受け取った。先を描いて楽しく生きていきたい」
死と向き合うことでどう生きるべきかが見えてくる。岡田さんの芝居が私たちにそう伝えています。
(舞台の1シーン)
「岡谷正雄さんのご入場です」
登場したのは、岡山市に住む岡田忠雄さん。御年97歳!岡田さんは、老いや認知症・死をテーマに演劇をする岡山の劇団「OiBokkeShi(オイボッケシ)」の看板俳優です。
(97歳の看板俳優 岡田忠雄さん)
「(岡田さんにとって舞台は?)命です。私の命」
岡田さんは、88歳の時に劇団の主宰、菅原直樹さんに出会い、子供のころからの憧れだった芝居を始めました。
(OiBokkeShi主宰 菅原直樹さん)
「僕らも岡田さんに出会った時、どんどんできないことが増えてくると思ったが、97歳になった今で新しい挑戦があったりする。こんな関係ができると、いろんなことに共に挑戦できる」
岡田さんは2022年の誕生日、新たな夢を語っていました。
(97歳の看板俳優 岡田忠雄さん)
「岡山にあれ(ハレノワ)ができるでしょ。あそこの舞台を最後にしたい」
97歳の岡田さんに、ハレノワの舞台に立ってもらいたい…。オイボッケシのこれまでの取り組みを評価したハレノワは、開館記念事業として特別公演を依頼。菅原さんは生前葬をテーマにした新作「レクリエーション葬」を書き下ろしました。岡田さんが重要な役どころです。
(OiBokkeShi主宰 菅原直樹さん)
「ベッドを使用して、寝たままで演技をすることができる。岡田さんは歩くのが困難な状態になっているので、そういった事も取り入れながら演出をした」
岡田さんは2023年1月、長く介護を続けた同い年の妻・郁子さんを亡くしたばかりでした。
(97歳の看板俳優 岡田忠雄さん)
「だけど舞台があるから。私は舞台があるから人生が楽しい。生きがい」
新しい舞台に立つことを目指し、稽古を重ねてきた岡田さん。9月30日、公演の日を迎えました。
(開演前の岡田さん掛け声)
「きょうは楽しく皆さん大ハッスルしましょう。えいえいおー!」
物語の舞台は老人ホーム「ハレノワ」。岡田さんは、芝居に情熱を傾けてきた入所者の岡谷という男性を演じます。老人ホームで、レクリエーションとして岡谷の生前葬が度々行われる、というストーリーです。
参列した人たちは、岡谷に面会し振り回されながらも、自分の生き方や人生を見つめ直していきます。
(観客は…)
「私も生きるとか、老いるとか、年を重ねることが楽しみになった」
「自分が死んでもあの世で劇団を作るぞっていう、直接メッセージを受け取った。先を描いて楽しく生きていきたい」
死と向き合うことでどう生きるべきかが見えてくる。岡田さんの芝居が私たちにそう伝えています。
