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2023.08.24

岡山駅前広場への路面電車乗り入れ 総事業費は20億円以上増…完成も1年遅れ【岡山】

2025年度末の完成を目指していたJR岡山駅への路面電車の乗り入れ事業について、完成時期が1年ずれ込み、総事業費も20億円以上増えることが岡山市への取材で分かりました。

この事業はJR岡山駅前を起点に発着している路面電車の軌道を約100メートル伸ばし、岡山駅の東口広場に新たな電停をつくるもので、岡山市は2025年度末の完成を目指し、総事業費を約66億円と試算していました。

しかし、市によりますと地下街の補強工事に伴い休業する店舗への補償費の増加や資材費の高騰などで総事業費は20億円以上増え約88億円に膨らむということです。

また地下街の店舗から工事中の仮店舗の準備などで約1年の期間が必要と提示されたということで、完成時期も2026年度末にずれ込む見通しとなりました。