苦境が続く飲食店の事業継続を支援する取り組みです弁当の宅配を行っている飲食店と支援する企業をマッチングするサービスが６月２日から始まりました。

岡山市北区のダイニングバー、セカンドライフです。５月の売上は２０１９年と比べて半分に落ち込みました。２日は、岡山商工会議所のマッチングサービスを利用して紹介された企業に弁当を届けます。
（セカンドライフ　伊田誠店長）
「ちょっと厳しい中、お客様にお店の味が少しでも届けばなあと思っているんですけど、素晴らしい取り組みだと思いますね」
このサービスは、苦境が続く飲食店を支援しようと、商工会議所が企画したもので会員の飲食店２０店と協力企業２３社を１対１になるように日替わりで組み合わせます。企業側が前日の午後５時までに発注すると翌日に弁当が届く仕組みです。
２日の朝、セカンドライフで作られた弁当１９個はおかやま信用金庫に届けられました。
（おかやま信用金庫　桑田真治理事長）
「新型コロナが収束しても今失ったフローがそのままストックになってくるので絶対にこれは回復できないんですね、時間とともにこの失われたフローをちょっとでも埋めることができたら我々も良いんじゃないかなと思っています」
この取り組みは６月末まで行われるということです。