６月定例岡山県議会が６月１３日に開会しました。伊原木知事は、アフターコロナに向け観光振興など経済活動の本格化へ取り組みたいと決意を述べました。

（岡山県　伊原隆太知事）
「県内観光地でのにぎわいの回復など、徐々にかつての日常を取り戻してきているところであり、社会経済活動の本格化に向けしっかりと取り組む」

伊原木知事は７月から９月まで行う観光キャンペーン、「おかやま夏旅キャンペーン」で真庭市を会場に行うアートのイベントなど特別な企画を用意し、観光消費の拡大につなげる考えを示しました。

３月に定期便の運航が再開した台湾では８月にトップセールスを行うとし、他の国際線の早期再開も働きかけるとしています。

このほか、西日本豪雨から５年を迎えるにあたり、シンポジウムを開いて県民の防災意識向上を目指すことも強調しました。

本会議では、物価高騰対策を柱とする約８９億１８００万円の補正予算案など１２の議案が一括上程されました。６月定例岡山県議会は７月５日まで開かれ、６月１６日に代表質問が行われます。