岡山県内で災害関連死を含め、９５人が亡くなった西日本豪雨から７月６日で７年です。７４人が犠牲となった倉敷市真備地区では亡くなった方々を悼み、献花台が設置されました。

倉敷市の真備支所に設置された献花台に伊東香織市長が花をささげました。２０１８年７月６日、西日本を中心に記録的な大雨が降り続き、倉敷市真備町では地区全体で８つの堤防が決壊。町の広範囲が水につかり、災害関連死を含めて７４人が亡くなりました。

（倉敷市　伊東香織市長）
「我々の災害の経験を多くの方に話し、　少しでも安心安全なまちづくりを全国に伝えたい」

２０２４年５月には復興のシンボルとして、市が整備した「まびふれあい公園」に復興状況視察のため天皇皇后両陛下が訪問されるなど、着実に復興への歩みを進めてきた７年。それぞれの思いを込めて訪れた市民が犠牲者に花を手向けていました。

（訪れた人は）
「二度とこういう災害が起こらないように、お互い気を付けようという思いを込めた」

献花台は７月７日も設置されています。