紳士服店など約３８０店舗を展開する「はるやまホールディングス（はるやまＨＤ）」が、岡山市北区表町の本社の土地と建物を、金融サービス大手、オリックスグループの穴吹工務店（高松市）に売却していたことがわかりました。

穴吹工務店は３月２８日付ではるやまホールディングスから本社の建物と、本社周辺を含む土地約１８００平方メートルを購入しました。

オリックスによりますと今後、建物を解体して分譲マンションを開発する計画で、着工時期や戸数などの詳細はこれから検討するということです。

「サーパスマンション」のブランドでマンションの分譲を手掛ける穴吹工務店は２００９年に会社更生法の適用を申請し、２０１３年に分譲マンション大手の大京の子会社となり、その後、大京がオリックスの子会社となったためオリックスグループ入りしています。

一方、本社の土地と建物を売却したはるやまホールディングスは２０２４年１２月に岡山市内に本社を移転する予定ですが、移転先はまだ決まっていないということです。