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2024.04.12

【教えて!防災さん】第1回 新生活始めた人は必見!色で洪水リスクが分かる「ハザードマップ」

イオンモール岡山(岡山市北区)の館内放送「haremachiTV(ハレマチテレビ)」で、4月11日から始まった新番組「教えて!防災さん」。

この番組では防災の基本を学び、備えることの大切さをお伝えしていきます。番組を一緒に進めてくれるのはOHKの防災士、小林さんです。
(聞き手 ハレマチMC:岩堀さつきさん)

(OHK・小林宏典防災士)
どうぞ宜しくお願いします。ニュースで防災を担当してきました。わかりやすく防災についてお話しできればと思っています。

Q:さて、4月になって新生活を始めた人も多いと思いますが、今回のテーマはそんな新生活にぜひ確認していただきたい「洪水ハザードマップ」です。小林さん、ハザードマップってどんなものなんでしょうか?

(小林宏典防災士)
岩堀さんは見たことありますか…まずは見ていただくのが早いと思いますのでこちらをご覧ください。これは岡山市中心部の洪水ハザードマップです。ハレマチスタジオがあるイオンモール岡山はこちらです。マップというだけあって地図なんですが岩堀さん、何か気づくことありますか?」

・・・黄色やピンクなどの色がついているのが分かります。

(小林宏典防災士)
その通りです。このハザードマップは色で洪水のリスクを教えてくれる地図で、発生確率が100年から150年に1回程度の大雨を想定しています。

Q:色にも意味があるんですか?

(小林宏典防災士)
色が大事なんですよ。地図のここに注目してください。黄色0.5m未満、薄いピンク0.5~1m未満と書かれています。
この色付けされたエリアが洪水になるリスクがあることを示しています。例えばイオンモール岡山前の市役所筋は黄色ですから、100年から150年に1度の確立で起きる大雨が降った場合は0.5m未満の洪水リスクがあるということが分かります

・・・ハザードマップを確認することでそのエリアの洪水リスクが分かるということは備えに役立ちそうですね。

(小林宏典防災士)
はい。例えば家族みんなでハザードマップを見てリスクを確認した上で避難計画を立てたり避難経路を確認したりすると安心です。特に春は新しい職場や学校での生活が始まった方も多いと思いますからこのタイミングでぜひ確認してほしいです。

Q:このハザードマップなんですがどうやって手に入れたらいいですか?

(小林宏典防災士)
はい。お住まいの市町村が各家庭に配布していたりホームページで公開していたりしますので確認してみてください。今回紹介したのは洪水ハザードマップですがほかにも土砂災害や高潮、浸水など災害のリスクごとに種類があったりするのであわせてそちらも確認してみるといいと思います

ハザードマップの大切さがよくわかりました。新生活にあわせてぜひハザードマップを活用して身の回りのリスクを確認してみてください。