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「紅麹」健康被害報告が岡山・香川で相次ぐ 商品摂取後の異変で40代男性と60代女性の2人が入院

2024.04.04

「紅麹」健康被害報告が岡山・香川で相次ぐ 商品摂取後の異変で40代男性と60代女性の2人が入院

小林製薬の「紅麹」を使ったサプリメントを巡る問題です。岡山・香川でも健康被害の報告が相次ぎ、新たに2人が入院していたことが分かりました。

岡山県と岡山市によりますと、美作保健所管内に住む40代の男性が小林製薬の「紅麹コレステヘルプ」を摂取した後に体調を崩し、医療機関を受診したところ、腎臓機能の数値に異常があり、一時、入院したということです。

このほか、県内に住む50代から70代の男女6人も同じ商品を摂取した後に、腹痛やめまい、倦怠感などを訴え、医療機関を受診したということです。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「県民の健康のために大事。小林製薬、情報を一手に集めている大阪市と協力しながらしっかり対応していきたい」

一方、香川県内では高松市内に住む60代の女性が倦怠感などを訴え、4月3日、医療機関を受診、腎臓機能の低下がみられたため現在、入院しています。

このほか、高松市のガイナファームが、原材料に、小林製薬の紅麹を使ったドレッシングの自主回収を市に届け出ました。