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2024.03.19

ゴミを圧縮し通常の6倍の量収容…観光名所の屋島山上にスマートごみ箱お目見え【香川】

四国初の設置で環境美化に一役買います。高松市の屋島山上にゴミがたまると自動的に圧縮し、通常の6倍の量が収容できる「スマートごみ箱」が設置され、除幕式が行われました。

除幕式には、高松市の大西市長など関係者が出席し、設置を祝いました。3月19日設置されたのは、アメリカで開発されたスマートごみ箱の「SmaGO」で四国では初めて導入されました。

(河原大記者)
「こちらのスマートごみ箱はゴミがたまるとセンサーが察知し、自動的にごみを圧縮することで通常の6倍の量を収容できるということです。」

一般的な45リットルのごみ袋、15袋分に当たる約700リットルが収容できるほか、アプリを使ってごみの状況がスマートフォンやパソコンに通知されるためゴミの回収がタイムリーに行えます。

また、ソーラーパネルが設置されていて電源を必要としないのも大きな特徴です。きれいで住みやすいまちを目指そうと高松市のクレーンメーカー、タダノが寄贈しました。

(タダノ 氏家俊明社長)
「とにかくきれいになる。インバウンドで入ってきた人たちが、ごみ箱がないということを 高松では思ってほしくない。」

(高松市 大西秀人 市長)
「四国で初めてということなので 屋島をまずきれいにしてもらって、それを地域に広げていけたら。」

タダノでは、今後も県内の観光地や繁華街にスマートごみ箱を設置して住みやすいまちを目指していきたいとしています。