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2024.03.15

浄水場から有害性指摘「PFAS」 有識者が吉備中央町に検証結果まとめた報告書提出【岡山】

岡山県吉備中央町の浄水場から有害性が指摘されている有機フッ素化合物PFASが検出された問題を受け、住民への健康影響や今後の対策などを話し合う有識者の委員会は3月15日、検証結果をまとめた報告書を町に提出しました。

この問題は2023年、国の暫定目標値を超えた有機フッ素化合物PFASが吉備中央町の円城浄水場から検出されたものです。

委員会は町民の継続的な健康観察と、健康被害が起きやすい妊産婦や子育て中の保護者らをサポートする体制作りなどが必要とする報告書をまとめました。

また、町民が要望していた血液検査についてはたちまち健康被害を及ぼすものではないとし、実施については町に判断を委ねるとしています。

(吉備中央町 山本雅則町長)
「この報告書を真摯に受け止め 町民に寄り添った対応をしたい」

町は血液検査の実施を含めた今後の対応について3月17日からの週に発表するとしています。