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岡山県立高校入試で不登校生徒対象のフレックス制を導入 通信制課程履修しながら対面授業数を増やす狙いも

2024.03.14

岡山県立高校入試で不登校生徒対象のフレックス制を導入 通信制課程履修しながら対面授業数を増やす狙いも

岡山県立高校の入試で不登校の生徒を対象とした特別制度、「フレックス制」が2025年度から導入されることになりました。

「フレックス制」が導入されるのは岡山市北区の岡山御津高校です。この制度で入学すると岡山御津高校に在籍しながら岡山操山高校の通信制課程の一部科目が履修でき、3年間で徐々に対面での授業数を増やす狙いです。

県教委によりますと、2022年度の不登校の中学生の数は2279人と年々増加傾向にあり、多様な学習ニーズや生徒の学習意欲に対応する手段としています。入試では、学力検査はなく志望理由書と面接で選考が行われ、定員の2割を上限に募集します。

また、岡山御津高校では2024年度から不登校が理由の転校を認めるほか、教室に通えない中学生のための教育支援センターを設置するなどして支援体制を整えるとしています。