遮断機や警報機がない第４種踏切の暫定的な安全対策として、通行者に一時停止を促す新しいゲートが岡山県内で初めて玉野市に設置されました。

玉野市のＪＲ宇野線・備前田井駅近くに設置されたのはＪＲ西日本が開発した新しいゲート『踏切ゲート－Ｌｉｔｅ』です。

県内では初めての設置で警報機や遮断機のない第４種踏切の安全性向上のための暫定的な対策としてＪＲ西日本は２０２３年度中に県内７カ所に設置します。

このゲートはコストが低いことに加え３時間ほどの短時間で設置できることがメリットで、早速、地域の人らがゲートを利用していました。

（地域の住民）
「普通だとスーッと通る人もいるので こういう遮断機があれば、手動であっても安全面では前進。」

（ＪＲ西日本岡山保線区　山中雅司区長）
「踏み切りに立ち入る時には バーを持ち上げてください。その後踏み切りから出る時には バーを持ち上げるか押して出てください。皆さんの協力で安全に 踏み切り通行できる環境を整えたい。」

ＪＲ西日本はこの「踏切ゲート－Ｌｉｔｅ」を２０２４年度はさらに２４カ所に設置する予定です。