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2024.02.16

18階建て サンポート高松に「都市型の大学キャンパス」 徳島文理大学が上棟式【香川・高松市】

高松市のサンポート高松周辺の開発事業の一つである私立大学、徳島文理大学の新しいキャンパスの整備地で、2月16日、棟上げにあたる上棟式が行われました。

金色のボルトを付けてクレーンで吊られるのは、長さ約7メートルの巨大な鉄の梁です。約100メートル上の建物の最上部に取り付けられ、骨組みが完成しました。関係者約70人が集まって神事も行われ、住宅の棟上げと同じように餅まきでにぎわいました。

徳島文理大学の香川キャンパスは4学部9学科で、学生と教職員合わせて約1500人が在籍する現在のさぬき市から2025年4月の移転を目指しています。建物は7月末に完成予定で、地上18階、地下1階、学部棟とホール棟を備えています。

(徳島文理大学 戸川友美広報企画官)
「18階建ての都市型キャンパス、ぜひとも多くの学生に通ってもらいたい」

(前川裕喜記者)
「新しいキャンパスは来月(2024年3月)オープンする高松駅の商業ビルに隣接している。この高松駅を中心とするサンポート高松エリアは開発が進んでいて、主要な施設が次々とお目見えする形になっている」

各施設のオープンは3月の商業ビルを皮切りに、2025年3月の県立アリーナ、2025年4月の新キャンパスと続きます。

(徳島文理大学 戸川友美広報企画官)
「高松駅一帯を学生がにぎやかにする形でまちの活性化の一助を担う存在になりたい」

大学では新キャンパスで新たに経営が学べる学科も設置する予定で、JR高松駅近くというアクセスの良さを強みに、近県から学生獲得を目指します。