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2024.02.02

岡山特産「白桃」の皮を活用 企業と高校生が新商品開発 パスタなど試作品の発表会【岡山】

岡山特産の白桃ですが、皮まで残さず食べる、という方は少ないのではないでしょうか。そんな皮を有効活用し、新たな商品を開発しようというプロジェクトが倉敷市で進められています。

岡山を代表する果物、白桃。その皮には食物繊維やポリフェノールなどが豊富に含まれていますが大半は廃棄されています。

そこで、モモの加工などを手がける倉敷市の「ファームプロダクツデザイン」と倉敷鷲羽高校が協力し、1月からモモの皮を活用した新たな商品の開発を進めてきました。

(ファームプロダクツデザイン 北條択治代表)
「多量に廃棄されるモモを目にしていてそういった廃棄ロスを減らしたいという一環で、岡山を代表するモモを生徒にもより親しんで新しい発見をしてもらえたらと思い今回の提案をした」

2月1日に開かれた発表会では、普通科食物コースの生徒が6つの班に分かれて試作品を発表。パスタやアイス、チーズなどモモの皮を使ったユニークな商品のアイデアを披露しました。

(発表した高校生)
「今までモモの皮を食べたことがなかったので、これから食べられると思うとうれしい」
「モモ農家が皮までこだわって作っていると思うので、それを最大限生かせる商品が出来たらうれしい」

生徒たちのアイデアは、商品化に向けて研究が進められることになっています。