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2024.01.26

岡山市のごみ出しが変わる!週1回の「プラスチック一括回収」3月スタート【エコナビ・岡山】

瀬戸内の環境やエコな話題についてお伝えする「エコナビ」。今回のテーマは『ごみ出しが変わる!3月から岡山市でプラスチックの一括回収スタート』です。

岡山市ではプラスチックは有料の指定袋に入れて可燃ごみで出しますが、2024年3月からルールが変わります。新たに週1回『プラスチック資源の日』が設けられ、透明か半透明の袋に入れて出すようになります。透明か半透明で中身が見えればOKです。

回収の対象や方法は、先進的なものになっています。岡山市の担当者に話を聞いてきました。

(岡山市資源循環推進室 吉田章裕課長)
「プラスチックは『容器包装』と『製品』と2種類あり、合わせて回収することを一括回収と呼んでいる。今回、一括回収ということでプラスチックなら何でも出せるという分かりやすいルールでやっていく」

ポイントは「一括回収」です。洗剤の容器や食品が入っていたトレーなどの『容器包装』プラの回収は、岡山・香川でも8割から9割の自治体で行われていますが、製品自体がプラスチックの『製品』プラを回収している自治体は少なく、また、まとめて一括で回収するのは岡山・香川では初めての岡山市が初めての取り組みとなります。

一括回収によるメリットは、分別のルールが分かりやすいこと、そしてより多くのプラスチックを回収し、リサイクルにつなげられるということです。

話を伺った岡山市の吉田課長によりますと、回収量は年間8000トンを見込んでいて、この量をこれまで可燃ごみとして焼却処分していたと考えると、1万7500トンのCO2削減につながるということです。

プラスチックの一括回収が、今後広がっていくかもしれません。