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2024.01.25

吉備中央町の浄水場から「PFAS」検出 有識者が町に提出する提言案協議【岡山】

岡山県吉備中央町の円城浄水場から有機フッ素化合物が検出された問題で、住民の健康への影響や対策などを話し合う有識者委員会は、町に提出する提言案を協議しました。

委員会は町が設置したもので、大学教授や医師など外部の有識者9人で構成されています。1月24日夜、開かれた3回目の会合では町に提出する提言の素案について非公開で協議されました。

提言では、住民が要望する血液検査について、実施することで住民の安心につながる一方、検査結果の数値をどう判断するか、どこまでフォローする必要があるかなどを盛り込むということです。また、住民の不安を解消できる相談体制を作ることも明記する方針です。

(委員長・岡山大学大学院 頼藤貴志教授)
「科学的な内容も入れて長い目で見て住民の不安をとれるような提言をまとめたい」

委員会は、次回の会合で提言をまとめ、2023年度中に町に提出する予定です。