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黒田朝日・然兄弟の祖父母も沿道から声援!粘りの走り見せた岡山が6位入賞 全国都道府県対抗男子駅伝

2024.01.22

黒田朝日・然兄弟の祖父母も沿道から声援!粘りの走り見せた岡山が6位入賞 全国都道府県対抗男子駅伝

48キロのコースを中学生から社会人までの7人でたすきをつなぐ全国都道府県対抗男子駅伝が1月21日に広島で行われ、岡山が6位で、2年連続の入賞を果たしました。

注目は、青山学院大学で、箱根駅伝で区間賞の走りを見せた兄の黒田朝日(19)と、玉野光南高校で夏のインターハイで活躍した弟の黒田然の兄弟です。2人はどんな走りを見せたのでしょうか。レースを振り返ります。

「号砲」

各都道府県の47チームが出場した全国都道府県対抗男子駅伝。岡山の3区を任されたのは青山学院大学2年で箱根駅伝、花の2区で区間賞を獲得した黒田兄弟の兄、黒田朝日です。

(岡山3区 青山学院大学2年・黒田朝日選手)
「自分の中で出せる100%は出せたのではないか」

順位を8位から5位に押し上げる力走を見せます。

4区は全国高校駅伝で準優勝した倉敷高校3年の檜垣蒼(18)。区間3位の快走を見せて2人を抜き、3位でたすきをつなぎます。

続く5区は、玉野光南高校3年、夏のインターハイ3000メートル障害2位の実績を持つ、黒田兄弟の弟、黒田然(18)です。

(岡山5区 玉野光南3年・黒田然選手)
「少し焦りはしたが、ラストもしっかり上げて最低限自分の仕事はできた」

順位を1つ落としますが、粘りの走りで4位でたすきをつなぎます。6区では全国中学校駅伝で優勝した京山中学校のエース、鶴藤健琉(15)、アンカーのJFEスチール、風岡永吉(28)が粘りの走りを見せ、岡山は2時間20分6秒の6位入賞でゴールしました。2023年の5位に続き、2年連続3回目の入賞に黒田兄弟は。

(妹は京山中3年の六花選手 3区 区間10位 兄・黒田朝日選手)
「(弟の)然もすごく頑張ってくれた。チーム全員が全力で走って、入賞で終えられてすごく良かった」

(5区 区間14位 弟・黒田然選手)
「(今後について)目標として兄の存在がある。兄のように出雲・全日本・箱根までしっかり活躍しながらも、3000m障害でも上の方を狙っていけるような選手になりたい」

一方、香川は2時間26分31秒の43位でした。

(岸下恵介アナウンサー)
「ふるさとのたすきをつなぎ2年連続の入賞、素晴らしかったです。私は会場で偶然、黒田兄弟のおじいちゃんとおばあちゃんにお会いできました。同じ大会に出場する2人に大きな声で声援を送っていたのが印象的でした。今後の2人の活躍にも期待しています」