高松空港と東南アジアのベトナムとの間で、２０２４年３月、インバウンド客向けのチャーター運航が始まることが決まりました。定期路線の開設に向けて大きな弾みとなりそうです。

（香川県　池田豊人知事）
「べトラベル航空というエアラインで３月中下旬にホーチミンから４往復、ハノイから３往復」

香川県の池田知事が会見で明らかにしました。チャーター運航は日本への観光を目的としたもので、乗客は１９０人。３月１７日から３１日まで７往復運航され、県内では栗林公園の観光やうどん作り体験などが予定されています。

経済発展の進む東南アジアとは、観光やビジネス交流が期待できるとして、池田知事は去年から路線開設に意欲を見せていました。

（香川県　池田豊人知事）
「潜在的な渡航需要が大きいのでチャーター便を成功させて早い時期に定期路線の開設に結び付けていきたい」

また同じく路線開設を目指すタイについてもチャーター運航に向けた交渉が最終段階にきているということです。

（前川裕喜　記者）
「（２２日）正午の高松空港です。台湾のチャイナエアラインの機体が駐機中。この春からさらに国際色豊かな空港となりそうです。香川の交流拡大の弾みとなります」