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2024.01.22

倉敷市と三菱自工水島など協力 悪路や雪道に強い車で能登半島地震被災地支援に出発【岡山】

倉敷市は1月22日、市内に製作所を置く三菱自動車工業などと協力し、雪道などに強いディーゼル車を能登半島地震の被災地に派遣しました。

被災地に新たに派遣されたのは、三菱自動車工業のデリカD:5と倉敷市の職員5人です。車両は市からの依頼を受け、三菱自動車工業が無償で貸し出したもので、今回初めて派遣されます。車内が広く多くの荷物を運べるほか、四輪駆動で悪路や雪道でも力強く走行することができます。

倉敷市役所で行われた出発式では、伊東香織市長が「西日本豪雨での経験を活かして、支援をもらった感謝を伝えながらしっかりと役目を果たしてほしい」と激励しました。

(三菱自動車工業水島製作所 菅慎副所長)
「(車は)四輪駆動なので雪や泥状態の中を走るのに最適だと思う。我々の作っている車を有効に活用してほしい」

(倉敷市派遣職員 石原寛恵隊長)
「真備の災害時、いろんな方の支援で勇気づけられた事がたくさんあった。その経験をもとに被災者 1人1人に寄り添い支援したい」

今回の派遣では石川県珠洲市の避難所などで、1月24日から活動を始める予定です。