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2024.01.20

PFAS含む水を3年間飲み続けた住民から怒りの声も…吉備中央町で健康影響に関する説明会【岡山】

2023年、町内の浄水場から有機フッ素化合物が検出された岡山県吉備中央町で、浄水場の水を少なくとも3年間、飲み続けていた住民を対象に健康影響に関する説明会が開かれました。

1月20日は、健康影響対策委員会のメンバーで、公衆衛生などが専門の中山祥嗣委員が説明にあたりました。中山委員はPFASを妊婦が体内に取り入れると出生児が低体重で生まれることなど悪影響は否定できないが、直接的にガンを発症させることはほとんどないなどと解説しました。

そして住民が要望する血液検査について、悪い数値が出ても対処することはできないなどと説明しました。

(住民は…)
「血中濃度を調べたら、それからどうするという話こそ、専門家のアドバイスではないか。健康問題はもっと大切じゃないかと私は言いたい」

委員会では今後、提言の素案をまとめて1月24日に議論することにしています。