OHK 8Ch

  • LINE友だち追加

2024.01.14

岡山市の神社で「どんど焼き」 年神様を送る煙を浴び「1年を無事に過ごせますように…」【岡山】

小正月の時期を迎え、岡山市の神社では正月飾りなどを焚き上げるどんど焼きが行われました。

どんど焼きは、正月に飾られる門松や正月飾りを目印に各家庭を訪れるとされる年神様を見送る行事としてこの時期、行われます。

岡山市の玉井宮東照宮には1月14日朝から大勢の参拝客が訪れ、役目を終えた正月飾りやお札などを火の中へ入れ、焚き上げていました。また、燃えたあとの灰にはご利益があるとし、空き缶に詰めて持ち帰る人の姿もありました。

(訪れた人は…)
「田舎の風習かもしれないが、家の周りに灰を撒くと厄除けになるのかな。ヘビが来ないというのもある」
「1年の始めとして気が引き締まる。季節を感じていい」

神社によりますと火災につながる可能性から境内の狭いところや、街中の神社ではどんど焼きをしないところが増えたということです。

参拝者は煙を浴びながら2024年の1年、無病息災で無事に過ごせるよう祈りを捧げていました。