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2024.01.11

1月11日は「塩の日」その理由は…香川・宇多津町では復元塩田の初釜神事【香川】

1月11日は「塩の日」です。「敵に塩を送る」という言葉の元になった戦国武将・上杉謙信のエピソードが由来と言われていて交戦中の武田信玄に塩を送ったのが1月11日だということなんです。

古くから塩業が盛んだった香川県の瀬戸内海沿岸ではこの「塩の日」にちなんだイベントが行われました。

かつて日本一の塩の生産量を誇った香川県宇多津町の釜屋。11日、谷川俊博町長など関係者16人が集まり、初釜神事が行われました。

この釜屋は1988年に作られたもので、潮の満ち引きを利用して海水を取り込む「入浜式」を使用。年間約1.5トンの塩を生産しています。11日は、年が明けて初めて釜への火入れが行われ、2024年の塩づくりをスタートさせました。この釜で作られた塩は、まろやかで甘みがあり、コメによく合うということです。

(宇多津町まちづくり課 川染順司技師)
「きょうがスタートなので気が引き締まる気持ち。ここの塩はおいしいと言ってもらえるとこちらもうれしいので、より多くの人に買ってもらえるように作っていきたい」

塩づくりは夏に最盛期を迎え、県内のスーパーなどで販売されます。