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2024.01.05

新型コロナの困難乗り越え…魚の初競りに活気!岡山市中央卸売市場で新春恒例「初市」【岡山】

岡山市南区の岡山市中央卸売市場で1月5日朝早く、新春恒例の初市が開かれました。

「カンカン」

午前4時半過ぎ、競り人の威勢のいい掛け声を合図に、岡山市の大森市長など関係者約70人が見守る中、2024年の初競りが始まりました。市場には、瀬戸内海で取れたタイやブリなどの水産物が並び、仲買人らが次々と競り落としていきました。

岡山市中央卸売市場の24年度の販売量は7818トンと、原油価格高騰などの影響で前の年度より減少している一方で、取引額は、コロナ禍前まで回復しつつあるということです。

(岡山市 大森雅夫市長)
「市場は市民にとってなくてはならないもの。魚を食べて、元気になってもらえる魚を提供したい」

(岡山中央魚市 同前裕一朗代表取締役社長)
「4年間、コロナの影響で困難を強いられてきた。今年こそ活力ある市場を目指して頑張っていきたい」

このほか、5日は野菜や果物などの初競りも行われ、市場は活気であふれていました。