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2024.01.02

姉に続け!全国の頂点へ ソフトテニス・大星凛果選手(玉野・日比小6年)【キラキラアスリート 岡山】

岡山・香川の頑張っているアマチュアアスリートを応援する「キラキラアスリート」。今回紹介するのは、全国小学生ソフトテニス大会(2024年3月29日~31日、千葉県)の出場権を獲得した大星凛果選手(岡山Kids 玉野市立日比小学校6年)です。

■逆転勝利で全国切符

11月5日に玉野市総合運動公園テニスコートで開催された岡山県予選会。大星選手は6年生女子シングルスで優勝しました。

予選リーグ、決勝トーナメントと危なげなく勝利を重ねた大星選手。しかし、決勝リーグ最後の試合では、形山紗空来選手(備前とくり会ジュニア)に、先に2ゲーム取られます。

「自分が追い上げる形になったから、苦しかった」という大星選手。それでも粘り強いプレーを続け、最後は自陣エンドラインからの長いリターンが決まり、逆転勝利しました。

■ソフトテニス一家で育つ

大星選手は6歳の時、両親の影響でソフトテニスを始めました。2歳上の姉・心愛さん(現:京都光華中2年)もソフトテニス選手で、2022年の全国小学生大会に出場し、ペアで優勝した実力の持ち主です。

所属する「岡山Kids」のOBには、2023年に中国で開催されたアジア大会でシングルス・団体・混合ダブルスの3冠に輝いた上松俊貴選手(NTT西日本)もいます。12月17日に優勝報告で練習場を訪れた上松選手に、大星選手はクラブを代表して花束を贈呈しました。身近にいる憧れの存在に大星選手は刺激を受けています。

■姉に続いて全国の頂点へ

持ち味は右からのクロスボールとスライスボール。逆転勝利を呼んだ集中力と冷静さも大きな武器となります。

卒業後は県外の中学校に進学する予定。その前に、姉と同じく全国小学生大会で頂点に立つことを目指します。