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2023.12.16

後継者づくりに尽力…県の重要無形民俗文化財指定「宮内踊り」保存会の活動が地域文化功労者表彰【岡山】

岡山県の重要無形民俗文化財に指定されている宮内踊りの保存会の活動が評価され、2023年、文化庁の地域文化功労者表彰を受け、12月16日、岡山市で報告会が行われました。

宮内踊りは岡山市の吉備津神社の夏の祭礼に合わせて毎年奉納される盆踊りです。1750年代に神社で芝居を行った歌舞伎俳優が振り付けし、一般的な盆踊りよりも緩やかな速さで優雅な踊りが特徴です。

1935年ごろに発足した保存会は、地域の子供たちに伝承しながら踊りを保存してきたことなどが評価され、この度の表彰となりました。

(宮内踊り保存会 赤木京子会長)
「みなさんのお陰で、この上ない幸せ。1番気になるのは後継者。そのためには私たち会員も元気で踊れるようがんばる」

会では今後も活動を続け、若い後継者づくりに尽力したいとしています。