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2023.12.12

浄水場の水から有害性指摘物質 住民が求める血液検査などについて有識者が議論【岡山・吉備中央町】

岡山県吉備中央町の円城浄水場の水から有害性が指摘される有機フッ素化合物が検出された問題です。住民の健康への影響を話し合う2回目の有識者会議が開かれ、不安解消のための取り組みなどが議論されました。

会議にはリモートを含め委員9人全員が出席しました。具体的な協議は非公開で行われ、終了後に岡山大学大学院教授の頼藤貴志委員長が概要を説明しました。

説明では住民の多くが要望する血液検査について、行う意義はあるとした上で、次のように述べました。

(吉備中央町健康影響対策委 頼藤貴志委員長(岡山大学大学院教授))
「検査して数値が高かった時、どこがそれを受け止めるのか、どこが不安を聞くのか そういうところも詰めていないと、測って高く心配となってもいけないと思っている。そういったことも踏まえた形で提言しないといけないと思っている」

委員会は2024年1月、住民説明会を開くとともに、町への提言の素案をまとめる予定です。