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苦しむトライフープ 中盤戦“巻き返し”へ キープレーヤーを直撃! バスケB3リーグ【岡山】

2023.12.07

苦しむトライフープ 中盤戦“巻き返し”へ キープレーヤーを直撃! バスケB3リーグ【岡山】

バスケットボールB3リーグ、2023-24シーズンの開幕から約2カ月。参入5シーズン目を迎えたトライフープ岡山は、新しい体制でシーズンに臨んでいます。中盤戦での飛躍を誓うチームを取材しました。

スペインへと旅立った比留木謙司さんからバトンを受け継ぎ、就任1年目の大森勇ヘッドコーチのもと、大幅にメンバーが変わったトライフープ。8人の新加入選手を迎えました。

今シーズンは「アグレッシブなディフェンス」をテーマに戦っています。

11月21日、岡山市のジップアリーナ岡山。

(トライフープ岡山 大森勇ヘッドコーチ)
「(円陣)しっかりハードワークできるように。OK?元気出していきましょう」

これまでの最高順位はB3リーグ2位ですが、今シーズンは5勝13敗で、18チーム中17位。苦しいシーズンの立ち上がりとなっています。

(トライフープ岡山 31SF 高畠佳介主将)
「数字としては負けている部分が結構多い。今、一番欲しいのは勝ち星」

苦しいチーム事情も。地域リーグ時代から在籍し、チームの中心を担う3Pシューターの向井祐介が11月初めに右肩を脱臼、戦線を離脱しています。

(トライフープ岡山 大森勇ヘッドコーチ)
「3Pシューターは必要なピースなので、向井がいないのも、チームとしては打撃」

そんな中、奮起を誓うのが倉敷市出身の岡田陸人です。リーグ有数のディフェンス力を誇る選手ですが…

(トライフープ岡山 18SG 岡田陸人選手)
「ボールが来たら、まずシュートを狙う。得点を取るというところを狙って今はプレーしている。今までとは全然違うと、自分の中でも思っていて」

その岡田は今シーズン、3Pシュートの成功率がリーグ2位、フリースローの成功率もリーグ2位の成績を収めています。ケガの向井の穴を埋める活躍を今後も継続できるかが上位浮上のためには重要となりそうです。

(トライフープ岡山 18SG 岡田陸人選手)
「ビッグショットっていう、接戦の場面で3P入れたり、試合を決定づけるシュートを入れたりというところを意識してやっていきたい」

勝利を重ねるためには外国人選手の活躍も欠かせません。主な新加入のパワーフォワードは、アメリカ出身のマイケル・フィリップスとニュージーランド代表歴のあるターネ・サミュエル。リーグの中盤戦に向けて2人とも気合十分です。

(トライフープ岡山 12PF ターネ・サミュエル選手)
「ただ良いプレーをして勝つのみ」

(トライフープ岡山 7PF マイケル・フィリップス選手)
「絶対、ダンクを決めてやる」

(トライフープ岡山 大森勇ヘッドコーチ)
「しっかり、まずディフェンスからスタートして1つのボールをしっかりチームで回してチームとして良いシュート、オープンシュートであったりダンクシュートであったり見ている人が楽しめるようなバスケットボールができればと思っています」

中盤戦での巻き返しへ、チームの飛躍に期待です。