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2023.12.05

不適切な事務処理が続いた原因は…浄水場の水質問題で第三者委員会を設置【岡山・吉備中央町】

岡山県吉備中央町の浄水場で有害性が指摘される有機フッ素化合物が検出された問題で、不適切な事務処理について検証する第三者委員会が設置され、12月5日、初会合が開かれています。

第三者委員会のメンバーは、弁護士や大学教授ら4人です。初会合は冒頭のみ公開され、山本雅則町長が4人に委嘱状を交付しました。

会議では、2020年の調査以降、円城浄水場で国の目標値を超える有機フッ素化合物が毎年検出されていたにもかかわらず、県への報告や町民への公表が速やかに行われなかったこと、2020年には誤って目標以下の数値で報告していたことなど、不適切な事務処理について検証します。

検証結果は2023年度中に提言としてまとめられる予定です。