ＪＲ四国が新たに事業化を目指しているユニークな自動販売機が高松駅構内に設置され、１１月２８日から販売を開始しました。何を販売するのかというと…ペット用のお土産です。

高松駅構内に設置されたペット用の自動販売機。

（河原大記者）
「こちらの自販機ではイヌとネコの土産を販売しています。中には鳥のミンチやさぬきうどんまであります」

自動販売機では愛媛県を除く四国３県で製造されたおやつやおもちゃ、１０種類が販売されています。

ＪＲ四国は、鉄道事業以外の新たな収入源として期待される新規事業の立ち上げを目的に２０２２年度、社の内外からアイデアを募集するプロジェクトを実施しました。今回のペット用自動販売機は、プロジェクトに応募のあった９９１件の中から採用された社員のアイデアで、事業化に向けた第１弾の取り組みです。

（ＪＲ四国事業開発本部　浅野琳太郎さん）
「ペット商品が、今後需要が伸びてくるのではないか。店舗で販売するといろいろな商品があり目立たない。自販機を設置することで認識してもらいやすいのではないか」

ペット用自動販売機は、１年ほど試験的に設置され、駅構内でのペット用土産のニーズが確認された場合は店舗などでの販売も検討するということです。