１１月１５日、丸亀市で、野草の「ヨウシュヤマゴボウ」の実を食べて、６０代の女性が救急搬送される食中毒が発生しました。

香川県によりますと、１１月１５日、丸亀市の６０代の女性が、自宅近くで採った「ヨウシュヤマゴボウ」の実を食べたところ、嘔吐や下痢などの症状が出たということです。

女性は医療機関に救急搬送され入院していて、現在は快方に向かっています。ヨウシュヤマゴボウは、道端で広く自生する多年草で、秋になると１センチほどの有毒な実をつけます。

実を食べると腹痛や嘔吐などの症状が出て、死亡するケースもあるということです。ヨウシュヤマゴボウの食中毒は全国的に珍しいということですが、県は絶対に食べないよう注意を呼びかけています。